2021年1月22日金曜日

【旅】「ムーンライトながら」廃止。青春18きっぷ握りしめて乗ったよなぁ…。

東京ー大垣間を結ぶ臨時夜行快速「ムーンライトながら」の運転が終了、というニュースが、今日随分と話題になっていたようですね。

苦学生だった学生時代、東京の就職面接に行く/帰る余裕がなくて、青春18きっぷを握りしめて大阪-東京間を往復するときに、ムーンライトながらの前身だった「大垣夜行」をよく利用していました。小説で読んだ(夜行急行「銀河」で思索にふける…)という文面を、垂直座席の硬い座席で追体験しているような、そんな高揚を思い出しています。

コロナ禍で満員長時間が許容されないですし、車体も老朽化し、高速バスやLCCとの競争に勝てないのは仕方ない…。小さい頃・若い頃に、小さな冒険を企てるツールがあったことは幸運だったんだなと思うだけです。今の小さい子や若い子も、きっと彼等なりの冒険ツールを見つけているでしょうし。例えばスマホとか。


一昨年前の3月の運転が最後になった、というのも、変な葬式鉄が集中しなくて済んだと思うほかないでしょう。粛々とお別れですね。青春18きっぷがなくなったわけでもないので、ラジオ片手に小さな旅に出て、現地のコミュニティFMを聴くというスタイルは、たぶんこれからも続けます。きっと。

2021年1月17日日曜日

いよいよ、「podcast」「デジタル音声広告」の時代が来るのか

ラジオNIKKEI「石川温のスマホNo.1メディア」で気になるインタビュー。オトナルの八木太亮さんが、デジタル音声広告について語っています。最近、デジタル音声広告についてのインタビュー番組にオトナルの関係者が出ていることが多いんですよね。

京都三条ラジオカフェも、かなり早い段階からpodcastの導入に積極的で、ラジオでの放送終了後もpodcastで聴取できるようにしてきたりしていたのですが、大規模プラットフォームが続々と参入し、ようやく時代が我々に追いついてきた(!)のか、日本市場での盛り上がりの予兆があちこちで見られます。

その中で気になるのがpodcastのマネタイズ(収益化)。継続的な運用をする際にマネタイズは重要になるので、こうした企業がビジネスプランを提示しているのは興味深いところです。ラジオカフェは広告収入に依存しないNPO局なので、直接関係はないのですが、radikoの配信対象ではないコミュニティFMにとってpodcastはゲームチェンジャーになりえる存在。個人的には、この分野が隆盛になるのを心待ちにしているのです。

最近、Radiotalkのような音声配信アプリも数多く登場していますけど、プロパブリッシャーの中でまだ手が付けられていないコミュニティFMのコンテンツを意識しはじめたら、radikoとは違うラジオ文化が生まれるかもしれませんね。










【ひとりごと】枚方が、守口門真が、八尾が空白区に…大阪府東部に開局余地はあるんだろうか。

  私事ですが、僕は大阪市東部に在住しています。  標題にもあるように、居住地周辺のコミュニティFMが続々と閉局し、放送と地元情報の断絶を気にするような事態になってきました。もちろん、ネットにはそれぞれの市町村単位レベルのwebコンテンツやSNSが官民ぞれぞれに登場したり、You...