2014年3月23日日曜日

【CFM】ラジオに関わる者としての幸せ。

 現在開局準備中のT氏に、メディア研究をされている龍谷大のM先生が「どこから情報を引っ張ってくるのか分からない」と苦笑いされながら僕を紹介して下さった。その時、ふと思い出したのが、故人となったW先生のことだった。
 先々のこともあるので学会に入るといい、推薦文なら書くと、身に余る評価をしていただき恐縮しながら辞退したことがあった。経済的な事情で諦めた学究の道には未練があったが、それを汲み取ってくださったのかもしれない。当時を振り返れば、ちょっと惜しいことをしたと思うこともある。

 ただ、「研究者」でなくとも、「公的機関」「スポンサー」「局運営」「番組制作」「リスナー」いずれの立ち位置からでもラジオに関われてきた僕の立ち位置は稀有だろうし、それを京都三条ラジオカフェでできていることは、ラジオが好きな人間としては幸せなことだ。次世代のラジオを、京都で描けるわけだから。

 「研究者」として関わることは、その道の方がすればいい。
 僕でなければできないことは、まだある。

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